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# タイムスタンプ
(2:10) 新たな波?Embedded Accountingとは?
(18:00) 米国SECがETH現物ETFを承認
(41:40) 活況を見せるセラー向け融資

# トピックス
(2:10) 新たな波?Embedded Accountingとは?
バックオフィス向けのソフトウェアを他のSaaSやプラットフォームに埋め込む、Embedded Accountingの領域が新たに盛り上がりを見せています。先月後半には、Layer, Tealといった企業が立て続けに資金調達を実施しました(https://layerfi.com/, https://www.teal.dev/)。
これまでバックオフィス向けソフトウェアを使っておらず、既存のSaaSがリーチ出来なかった層を開拓しているのか、はたまた競争激しいソフトウェア業界の苦肉の生き残り策なのか、今後、どのように広がりを見せていくのか、注目です。
https://techcrunch.com/2024/05/15/embedded-accounting-layer-2-3m-quickbooks/
https://cdn.hurdlr.com/research/New%20Revenue%20Opportunities%20From%20Embedded%20Accounting.pdf

(18:00) 米国SECがETH現物ETFを承認
今年1月のビットコインETFの承認に続き、米国SECはイーサリアム(ETH)のETFを承認しました。政治的圧力によるものではないかとの噂もありますが、実態はビットコインETFと同様の検討の上、投資者保護の観点から問題ないと判断され、上場が認められたとの見立てが強いようです。
日本で現物ETFが承認されるには、依然として規制や税制の厚い壁が立ちはだかっていますが、投資家の裾野を広げるため、進展を期待したいところです。
https://www.nri.com/jp/knowledge/blog/lst/2024/fis/osaki/0528
https://writing.kunle.app/p/stablecoins-are-helping-create-a

(41:40) 活況を見せるセラー向け融資
Square, Shopify, Toastなど、すでに数十万のセラーを持つプラットフォームは、セラー向け融資にも乗り出しています。中でもSquareは、四半期に$1B(約1,500億円)を超える貸し出しを実施。主力商品の一つとなっています。
コロナ融資の引き上げ、金利の上昇などを追い風に、顧客接点を持つプラットフォームが、金融機関のバックファイナンスの上、独自に金融商品を提供するという流れは、今後も加速していきそうです。
https://www.shopify.com/lending
https://s28.q4cdn.com/141746709/files/doc_presentations/TOST-Investor-Day-2024-Final-for-Web.pdf

# 話し手
瀧 俊雄
グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/sutebuu⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
小林 豪
⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/GOU_0013⁠