# タイムスタンプ
(7:47) 家賃をカード払いできるBilt Rewardsを危ぶむ報道
(22:28) Appleは自社BNPLサービスを終了へ
(34:04) Coinbaseの強烈な決算
# トピックス
(7:47) 家賃をカード払いできるBilt Rewards
を危ぶむ報道
家賃をカード払いできることに加え、その支払いにポイントが付くお得感から、一気に拡大したBilt Rewards。2021年創業ながら、今年初めには$3.1Bの評価額に達した注目企業です。
これまで、大家に決済手数料を負担するメリットがないため、家賃支払いにカード払いは普及してきませんでした。しかし、Bilt Rewardsのカードであれば、どこへの家賃支払いでもカード払いでき、かつポイントも貯まります。消費者にとっては得しか無いサービスですが、これを可能にする裏側の仕組みが議論されてきました。
しかし今回、Wall Street Journalの報道により、Biltの事業の裏側ではWells Fargoの大赤字があることがわかりました。
https://www.wsj.com/finance/banking/wells-fargo-credit-card-rent-rewards-8e380852
(22:28) Appleは自社BNPLサービスを終了へ
Appleが提供するBNPLサービス「Apple Pay Later」の提供が終了するようです。Apple Pay経由の支払いを4分割できる便利なサービスとして、またApple自身が子会社を通じてローンを発行する意外性が話題を呼んだApple Pay Laterでしたが、サービスローンチからわずか1年ほどで終了となりました。
その代わりに、AppleはApple PayとAffirmの統合を強化、またその他の金融機関と連携し、Apple PayでのBNPL体験を継続していくようです。
https://www.ft.com/content/aa6dc2cf-bb8e-4ed7-be25-d725eba37aa8
(34:04) Coinbaseの強烈な決算
米国の暗号資産取引所大手のCoinbaseが2024年第一四半期決算を発表しました。
過去2年ほどの暗号資産の冬は、大幅な赤字転落、大規模なレイオフなど、ネガティブな話題が多かったCoinbaseですが、冬の時代にやめなかった先行投資と暗号資産相場の復活により、強烈な決算を叩き出しました。
株価は上場直後の水準まで戻し、時価総額はNubankやAdyen, Squareといった大手Fintechを超えています。
https://www.popularfintech.com/p/coinbases-quest-to-stay-profitable
# 話し手
瀧 俊雄
グループ執行役員 CoPA(Chief of Public Affairs) 兼 Fintech研究所長
https://twitter.com/sutebuu
小林 豪