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ChatGPT登場直後に創業を決断したAlgomatic CEO・大野峻典さん。「人間の思考が介在するから自動化できなかった領域」を狙い、複数のAI事業を同時展開。従来のSaaSとまったく異なるPMF検証、ドメインエキスパートになるための徹底した現場主義、そして「スピード優先・コスト削減は後回し」という明快な戦略。生成AI時代の事業開発と組織づくりの新常識とは。
freeeで新規SaaS立ち上げを経験し、日本CPO協会の常務執行理事も務めるZen&Company のCEO・宮田善孝さんを迎え、ALL STAR SAAS FUNDのシニアパートナー・湊雅之と共に、プロダクトマネージャーの観点からも大野さんの思考を深掘りします。
ハイライト
00:00 イントロダクション
01:00 生成AIの登場で「アプリケーションの時代」が来ると確信した瞬間
02:35 「思考が介在するから自動化できなかった領域」を狙え
05:01 従来のSaaSとまったく異なる、AIエージェントのPMF検証プロセス
07:36 「免許を取る」—ドメインエキスパート自身を再現するために必要な解像度
11:37 エンジニア全員が営業代行を経験する理由
14:20 エンジニアでない人たちも技術側へ「越境」していく
18:14 多様化するドメインエキスパートのキャリア
22:21 事業の撤退基準は「半年で売上500万円」。90点以上と確信できないものは切る
28:28 AIプロダクトの差別化は「スピード」。中長期のMoatは「コンテクストデータ」
33:22 デジタル化されていないコンテクストデータを取りに行く
44:35 CEOの時間配分:採用に半分以上、事業の突破に残り半分
(この収録は、2025年9月17日に実施しました)