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90年台の初めにAplpleが世に放った元祖PDAであるNewton MessagePad、今回はそのランタイムを支えたNewtonScriptという言語とその実行環境について、当時の状況に詳しく言語専門家のsumimさんにお話を伺います。アラン・ケイらのSmalltalkとの類似性やプロトタイプベースがJavaScriptなどのその後の言語にどのような影響を与えたのかなどのトピックを考えてます。

※2/12 Clubhouseにてトークしたものを、各自の音声をローカルで録音して編集したものです。

0:00:00 オープニング

0:04:23 Newtonプロジェクトの始まり

0:06:47 NewtonScriptの作者、Walter Smithの話

0:07:48 @sumimu の自己紹介

0:10:30 90年代のWWDC

0:11:44 NewtonScriptの概要

0:14:19 プロトタイプベースのオブジェクト指向言語とは

0:19:22 ビュー階層のためのもう一つの継承

0:21:19 限られたリソースのための工夫

0:24:40 オブジェクトデータベースシステム: Soup

0:27:04 Self言語: NewtonScriptの起源

0:39:14 NTKとインスペクタの感動(それSmalltalkで出来てました)

0:43:59 ランタイム環境へのSmalltalkの影響

0:49:24 牧歌的な時代とセキュリティとメッセージング

1:04:50 ほかの開発環境、NewtとViewFrameからのSmalltalk体験

1:10:46 現在に残るNewtonScript環境

1:15:02 現代に蘇って欲しいあの頃の技術

1:20:24 Jobsに殺されたNewton

1:23:30 Smalltalk、オブジェクト指向からのエピローグ