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今回ゲスト、株式会社林商店 代表取締役社長 林啓成氏は、

アパレルメーカーに勤務後、家業でもあった紳士服の小売業を生業とする林商店に入社。

ビジネススーツ中心だった品揃えをイタリアを中心としたインポートカジュアルアイテムにチェンジ。

新しい取り組みとして、男性のスキンケアでクラウドファンディングで販売されています。

林氏に「オクテット流ECアパレル運営」についてお伺いしました!

▽ブランドや会社が違ってもある程度コーディネートしやすいように仕入れていますか?

しているのですが他店とうちが違うのはめちゃめちゃ幅が広いんですよ。

スーツからドレスからディースクエアードみたいなやんちゃなカジュアルまで揃えています。

スニーカーもありますしドレスシューズもあります。

幅広いのですが、その中で自分たちがこういうゾーンだったら合うだろうなと思うところでは揃えてます。

コンセプトはお客様のワードローブになりたいなと思っていて、何かほしいなと思ったときにあそこを見ればいいやというお店がいいなと。

なのでちょっとカジュアルな気分な時もあるでしょうし、例えば結婚式に行く時もあると思うので、シーンに合わせて何か提案できるようにしたいと思って仕入れをしています。

▽YouTubeのシナリオは作っているのですか?

厳密に言うと作っていないですね。

アドリブでほぼやっています。

一応これを喋るというのは月のスケジュールである程度決めて入るんですけれども、あとはほぼアドリブです。

自分も最初はキーワードを抜き出して書いていたんです。

でもそれが結構時間かかっちゃうので台本を元に練習して本番みたいな流れに変えたんですね。

練習した時に意見をもらって変えて本番に挑むみたいな感じにしようと。

スタッフは時間がない時一発本番だと思いますが僕の時は必ずリハして本番しています。

2回撮った方が、あーこれ忘れたなと気づきがあったり良いのが撮れるというのはありますね。

▽違う年齢層の顧客を獲得していくために認知を上げていかないといけないですよね。

本当にそう思いますし、よくブランドの正規代理店の人と話をしますね。

特に雑誌がもっと若年層に対してちゃんと高級ブランドの意味とかを伝えることをした方がいいんじゃないかと思っています。

そういう意味でも発信をやっているのですが、雑誌などだと今どうしても紹介しなきゃいけないものをやっていると思うので、将来のためにというのはなかなか難しいのかなと。

こういうイタリアの高級ブランドアパレルというのが、将来先細っていく気が本当にするんですよ。

それを防ぐために若い方に興味を持ってもらって1回着てもらうという作業が絶対必要になるので、誰がどこで担うのかという問題ははっきりあると思います。

▽今後、情報発信をより継続させていきたい中でどうしていきたいとお考えですか?

1つは自分たちがいいなと思ったことをちゃんと発信してお客さんまで伝えることができるようにしていきたいですね。

そしてもっとお客さんとコミュニケーションをとれるような場を作っていきたいです。

あともう1つは、日本はおじさんがあんまり格好良くないんですね。

イタリアはまじでおじさんが格好いいんですよ。

日本はもう諦めてるというか。

なので僕個人としてはおじさんがもうちょっと格好を意識してくれるようになるともっと明るい日本になるんじゃないかと。

やはり着ている服とか表情にどうしても引っ張られるものがあるじゃないですか。

そこも含めて自分たちができることってまだまだあるんじゃないかと思っています。

なので今新しく出すプロダクトは、例えばちっちゃくてお腹が大きい人に合う服だったり、もうすぐ化粧品をローンチさせていただくんですが、それもおじさんが手軽にファッションに興味を持ってもらえるようなきっかけとしてできたらいいなと思って作ってます。

▽目標やもっとこうしたいという思いが次の行動に繋がっていくということはありますよね。

そういうのはちょっとありますね。

イタリアに頻繁に行くようになってから思うようになったのですが、やっぱりイタリアのおじさんって明るいじゃないですか。

本当に明るいんですよ、楽しそうなんですよね。

日本のおじさんって‥辛そうなんですよ。

東京出張とかで朝新幹線見ているとみんな下向いているし辛いのかなって。

だからそこでライフスタイルを変えていくような動きができればと思って、その中の一つがYouTubeやお店でお客さんとコミュニケーションをとれるといいなと思っています。

今後ECだとかリアル店舗だからというのがどんどんなくなっていきそうな気がしていくんですよね。

なのでどれだけ自分たちの思っていることを多くの人に伝えれるかで、お客さんが集まるか集まらないかの差分になるんじゃないかなという風に思っています。

このほかにも盛りだくさん、オクテット流ECアパレル運営について公開しています!

アパレルのEC運営をご検討中の企業様のご参考になるかと思います!

それでは、林氏流『オクテット流ECアパレル運営』、ぜひお楽しみください!

~第162回 ゲスト~

林 啓成氏

株式会社林商店

代表取締役社長

1972年名古屋生まれ。

金沢大学中退後、アパレルメーカーに勤務後

家業でもあった、紳士服の小売業を生業とする林商店に入社。

ビジネススーツ中心だった品揃えをイタリアを中心とした

インポートカジュアルアイテムに変化させつつ、

実店舗の運営の他、02年にインターネット通販を自社ドメインにてスタート、

03年に楽天市場にインポートセレクトショップ【でらでら】を出店。

ここ数年はユーチューブに力を入れ「オクテット メンズ ファッションチャンネル」を毎日放送中。

また、新しい取り組みとして、メンズファッションだけではなく、

男性のスキンケア新商品をクラウドファンディングで販売中です。