Title:『心の完全平和をめざす』
1973年11月12日、インド、デリーで行われた法話です。
ŚB 1.2.6
स वै पुंसां परो धर्मो यतो भक्तिरधोक्षजे ।
अहैतुक्यप्रतिहता ययात्मा सुप्रसीदति ॥ ६ ॥
sa vai puṁsāṁ paro dharmo
yato bhaktir adhokṣaje
ahaituky apratihatā
yayātmā suprasīdati
全人類にとっての至高の職務(ダルマ)とは、超越的なる主に愛を込めて献身的に仕えることができるようになる手段のことである。完全に自己を満足させるためには、そのような献身奉仕が不純な動機を持たず、途切れることなく行われなくてはならない。
ー 法話の内容から ー
もし、あなたが神を愛することを学んだならばどんなタイプの宗教にあなたが従っていていたとしても、そこは問題ではありません。バーガバタムというのはとても寛大なのです。神を理解するにはヒンズー教じゃないといけないとか、この宗教に従わないといけないとか、あのタイプの宗教じゃないといけないとは言っていません。どの宗教でもかまわない、そこが問題じゃないのです。でも、問題は、あなたが愛というものを培っているかどうか、大きく育てているか、とうことです。このことは、シュリマード・バーガバタムの中で説明されています。大切なのは神への愛を成長させているかということです。