Title:『神から神の理解を得る』
1973年11月13日、インド、デリーで行われた法話です。
ŚB 1.2.7
वासुदेवे भगवति भक्तियोग: प्रयोजित: ।
जनयत्याशु वैराग्यं ज्ञानं च यदहैतुकम् ॥ ७ ॥
vāsudeve bhagavati
bhakti-yogaḥ prayojitaḥ
janayaty āśu vairāgyaṁ
jñānaṁ ca yad ahaitukam
至高人格神シュリー・クリシュナに献身奉仕をすることにより、人は直ちにいわれのない知識を授かり、この世界への執着をなくしていく。
धर्म: स्वनुष्ठित: पुंसां विष्वक्सेनकथासु य: ।
नोत्पादयेद्यदि रतिं श्रम एव हि केवलम् ॥ ८ ॥
dharmaḥ svanuṣṭhitaḥ puṁsāṁ
viṣvaksena-kathāsu yaḥ
notpādayed yadi ratiṁ
śrama eva hi kevalam
自分の立場に応じてしていたとしても、人格神の教えに対して魅力を掻き立てられないような職務なら、それはまったく無益な労働にすぎない。
ー 法話の内容から ー
バクティという意味は支えるということ、ヨーガというのはその過程、方法という意味です。
このことはバガヴァッド・ギーターにも書かれています。バガヴァッド・ギーターというのはバクティヨーガーです。
クリシュナに保護を求める、その代表者に保護を求めなくてはいけません。
ヴェーダではこのように進めています。暗闇に居続けてはいけない。明るいところに、火のあるところにいきなさいと。