Listen

Description

Title:『幻想

1974年4月23日、インド、ハイデラバードで行われた法話です。



ŚB 1.2.9

धर्मस्य ह्यापवर्ग्यस्य नार्थोऽर्थायोपकल्पते ।

नार्थस्य धर्मैकान्तस्य कामो लाभाय हि स्मृत: ॥ ९ ॥

dharmasya hy āpavargyasya

nārtho ’rthāyopakalpate

nārthasya dharmaikāntasya

kāmo lābhāya hi smṛtaḥ

職業上の仕事はどれも究極的な解放のためのものであることは確かであり、物質的なものを獲得するために行ってはならない。さらに、最高の奉仕に従事している者は、獲得した物質的な利益を自らの感覚を満たすために使ってはならない、と賢者は言う。



ーー 法話の内容から ーー



誰もが私は幸せだと思っています。しかし、この体、肉体というのは苦しみなのです。苦しんでいないという人はいるでしょうか?この体とうのは苦しむためにあるのです。すごい暑さに苦しむ。あまりの寒さに苦しむ、これも苦しみです。それでもわたしたちは快適だと思っているのです。こんな暑さなんて望んでいないのに、どうしてこんな暑さを強いられるのだろうと人々は考えません。改善策はなんだろう、もうこういうのは嫌だと考えなくてはなりません。しかし、わたしたちはこの物質の体を受け入れています。



わたしたちは感覚を満たそうとして罪深いことをたくさんしています。そして、どんどん巻き込まれています。これはよくありません。なぜでしょうか?この魂はこのビカルマのために、私たちはこの体を受け入れなくてはならなかった。私たちは十分に苦しんでいるではないか、今、私たちは体をもっているということは、苦しんでいるということです。それはあなたたちの過去の行動によって得た体です。それなのに、また同じことをしてまた苦しむために別の体を得ようとしているのです。そんなことが知性あることと思いますか?それは違います。それは知性とは呼びません。これは正気じゃない人が考えることです。本当に考えることは、それは、どうすれば永遠に幸せになれるかということです。これがクリシュナ意識です。クリシュナはこのようにおっしゃっています。これが完成です。これが本当の人生です。どうか、クリシュナ意識を始めて実行してください。

この機会を与えるために世界中にセンターを開いています。これはでっちあげではありません。これはとても厳格に経典に則っています。権威づけられたものです。もし、あなたがクリシュナ意識を始めるなら、永遠に幸せになれるでしょう!