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Title:『産業発展などない

1972年10月21日、インド、ブリンダーヴァンで行われた法話です。



ŚB 1.2.10

कामस्य नेन्द्रियप्रीतिर्लाभो जीवेत यावता ।

जीवस्य तत्त्वजिज्ञासा नार्थो यश्चेह कर्मभि: ॥ १० ॥

kāmasya nendriya-prītir

lābho jīveta yāvatā

jīvasya tattva-jijñāsā

nārtho yaś ceha karmabhiḥ

人生の願望を決して感覚満足に向けてはならない。人間とは絶対真理について問うためのものであるから、健全な生活、すなわち自己の維持だけを望むべきである。他のいかなるものも、仕事の目的にしてはならない。





ー 内容から ー





私たちのクリシュナのへの愛というのはもうすでにあるのです。

ただ覆われているのです。物質自然の様式の影響によって覆われている状態です。ですから、このクリシュナ意識運動というのは、他の何ものでもありません。そのクリシュナ意識を見つけるということです。もうクリシュナ意識はちゃんと初めから既にあるのです。でも、わたしたちは人々にこのクリシュナのことに耳を傾ける、その機会を与えています。ただそれだけなのです。ここにいる、ヨーロッパの、あるいは、アメリカの青年、少女たちたち、この人たちはこの運動に参加していますが、ただ、聞くということ、クリシュナのことに耳を傾けるという機会が与えられただけのことのなのです。



事実、人がこのハレークリシュナマントラを聞く機会を与えられたなら、そうすれば、次第次にそれぞれのハートの中にある汚いものが浄化されて、そして、クリシュナは一体何であるかを理解できるようになります。それが方法なのです。



私たちは人々に向かって、これになりなさい、あれになりなさいとか、そういうことは言いません。ただ私たちが人々にいうことは、どうか一緒に唱えてくださいというだけです。



わたしはニューヨークにある、ある公園で唱え始めました。わたしは木の下に座っていました。わたしはそこで、2時から5時まで3時間の間、唱えていました。そうすると、青年や少女たち、犬を連れて、子供を連れて、人々がやってきて一緒に踊り始めました。それが始まりでした。そんな風にして、だんだんとその人たちが生徒になっていきました。

このようにしてだんだんと大きくなっていきました。まず最初はニューヨーク、サンフランシスコ、モントリオールと広がっていきました。そして、今は世界中に100以上のテンプルがあります。(1972年)



わたしたちがしたことは、ただ、唱えたことだけです。