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Title:『神のもとへ帰る方法

1972年8月19日、ロサンゼルスで行われた法話です。



ŚB 1.2.16

शुश्रूषो: श्रद्दधानस्य वासुदेवकथारुचि: ।

स्यान्महत्सेवया विप्रा: पुण्यतीर्थनिषेवणात् ॥ १६ ॥

śuśrūṣoḥ śraddadhānasya

vāsudeva-kathā-ruciḥ

syān mahat-sevayā viprāḥ

puṇya-tīrtha-niṣevaṇāt

生まれ変わった聖者たちよ、一切の邪心を持たない献身者に仕えることで偉大な奉仕が為される。そのような奉仕によって、ヴァースデーヴァの教えを聴くことへの親近感を得ることとなるのだ。





信念をもって耳を傾ける人、、信念なくしては進歩ををする、向上するということははできません。これが精神生活の第一歩です。

クリシュナ意識というのは、ずっと続いているなと。すばらしいなと。彼らは本当にすばらしいことを布教しているなと、人々はそのように、私たちの活動を褒め称えています。私たちがこの基本となることをずっと守っていけば、そのことの進化を認めてくれます。このことをŚraddhāと言います。たとえ、このクリシュナ意識運動に参加しなくても、それでも、あ、いいことをしているな、クリシュナ意識はすばらしいなと、そのように、ハレークリシュナのひとたちはいい人たちだなと、そのように人が言うだけで、向上するこになるわけです。



たとえば、新聞の紙面なんかで、時々、ハレークリシュナの人々はすばらしいと、もっとハレークリシュナのような人々がいればいいのにと、紙面で書かれることがあります。人々はそういう風にいうのです。たとえ、この運動に参加してこなくても、そのように褒め称える、この運動の進化を認めるだけでも、その認めた人が向上することになるのです。



幼い子どもたちがそうです。赤ちゃんのような小さな子供たちが立ち上がって、子供なりにハレークリシュナを認めて、シンバルをたたきます。わかっていようが、わかっていまいが、そこは問題ではありません。ただ認めているというだけ、その子供にとって、赤ちゃんにとっても精神生活に触れているのです。素晴らしいことです。Śraddhā、それはすばらしいことなんです。



クリシュナ意識運動に反対しないで、背かないで、ただ、その進化を認めただけで、あ、いいことをやっているんだなとそう思うだけで、それだけで精神生活に触れている、それは素晴らしいことです。精神生活を向上させるということは、この進化するという、認めるということを広げるということ、それだけのことなんです。