Title:『ハートに宿る友からの助け』
1972年10月28日、ブリンダーヴァンで行われた法話です。
ŚB 1.2.17
शृण्वतां स्वकथा: कृष्ण: पुण्यश्रवणकीर्तन: ।
हृद्यन्त:स्थो ह्यभद्राणि विधुनोति सुहृत्सताम् ॥ १७ ॥
śṛṇvatāṁ sva-kathāḥ kṛṣṇaḥ
puṇya-śravaṇa-kīrtanaḥ
hṛdy antaḥ stho hy abhadrāṇi
vidhunoti suhṛt satām
人格神シュリー・クリシュナは誰ものハートに宿り、誠実な献身者に恩恵を授けてくださる至高の魂である。主の教えを聴きたいという思いに駆り立てられた献身者のハートから、物質的な喜びに対する欲望を洗い流してくださる。その教えは、正しく聴き唱える者の中には徳高く備わっている。
ーー 法話から ーー
英語のことわざにこのようなものがあります。
”神は自らを助けるものを助ける”
クリシュナ意識になるのは、そんなに難しいことではありません。
人々は味わいというものを持っていません。
人々はこのクリシュナ意識運動の重要性というものを理解していません。
しかし、完全なる幸せを得るには、このクリシュナ意識運動が唯一の方法なのです。
バガヴァッド・ギーターはこのように確証されています。
幸せになりたければ、心穏やかになりたければ、3つの事を学ばなければならない。
私たちは誰もが幸せになりたい、心穏やかで平安でいたいとそのように思っています。
心が常に落ち着かない、これは一般的に理解できることです。
わたしは完全に幸せで完璧に心が穏やかで、平安だと言える人は誰もいません。
それは不可能です。
物質世界というのは幸せを感じられない、そのようにできているのです。
まず、私たちは自らの感覚を満たすためにこの物質世界にやってきました。でも、これが私たちがなすべき仕事ではありません。私たちが本当にしな ければならない事はなんでしょうか?
プラブパーダが法話で続きを説いています。