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今回も、第135回目に行った「承認力チェックテスト」の内容に沿って、子供を承認する方法について紹介していきたいと思います。

今日は承認力チェックテストの2番目の質問だった

についてお話ししていきます。

子どもの長所や強みって、なんとなくわかってはいるものの、それをお子さんに口に出して伝えることってなかなか難しいんじゃないかなと思います。

また、私の場合、子どもの頃に自分が褒められたりした記憶があまりなく、(多分褒められていなかったわけではないけれど記憶にないだけ)今でも褒めること自体が苦手ですし、娘の長所を伝えるということも、なんだか恥ずかしくてできていませんでした。

でもあるフレーズを使うようになって、娘の強みを口に出して伝えられるようになりました。

それは、

というフレーズです。

このフレーズを実際に使うと、次のようになります。

これらは実際に私が娘に対してよく使うフレーズです。

この「〇〇の力があるね」というフレーズは、以前も紹介した本に載っていた方法で、娘が不登校気味になってきた時に、意識的に使うようになったフレーズです。

娘は当時本当に自分に自信を失っていて、何をするにも「どうせうまくいかない」ということが口癖だったのですが、

この「〇〇の力があるね」を、本当にしつこいくらい(笑)会話の中に入れるようになるうちに、徐々に自信を取り戻していったように感じます。

学校で先生に注意され、家でも私に注意されることで、おそらく自己肯定感もかなり低下していた時期だったと思うのですが、この「〇〇の力があるね」というフレーズをはじめとした承認を行うことで、本当に少しずつですが、何事にも前向きに考える心の土台ができていったのだと思います。

この「〇〇の力があるね」は、本当に汎用性が高いんです。

私もとの会話の中に、「あ、今の褒めポイントかも」という部分が見えてきたら、すかさず「〜の力があるね」と言うようにしています。

私が思うにこの「力」という言葉がキーになっているのではないかなと思います。

いつも一緒にいるお父さんお母さんから「力がある」と言われると、なんだか自然とパワーが湧いてくるものなのではないかなと思います。

もし、この放送を聞いてくださっている方で、「さいきん子供が自信を失っているようだ」と感じているのであれば、ぜひこの「〇〇の力がある」というフレーズを積極的に使ってみてください。

きっとお子さんに徐々に自信が芽生えていくと思います。