今回のテーマは地域の居場所の多様性について。
少しローカルなテーマになりますが、スクートがあります長崎県大村市の令和5年度における小中学生の不登校児童生徒数が、6月18日の大村市議会における入江議員の一般質問により明らかになりました。
小学生179人(令和4年:93人)
中学生277人(令和4年:178人)
合計で456人
令和4年度の約1.7倍です。
これだけの子どもたちが不登校になっているにもかかわらず、その中でフリースクールや教育支援センターなどに通う割合はごく小さくて、ほとんどの子たちが家で過ごしています。これは色々な理由が考えられます。私たちの力不足でもあります。
ただもう一つ言えることは、地域に私たちのフリースクールしかなければ、そこに合わない子は、もうその時点で行き場がなくなってしまうということです。
スクートをいくら大きくしても、同じ方針で運営されている限り、様々な性格や状況にある子どもたちの多様性に対応できません。その意味で、色々な個性をもつ居場所が地域にたくさんあることが、不登校の子どもたちの社会的接続を途切れさせない条件になっています。
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