今回は、先生の離職につながる要因に関して、ある研究を紹介しています。
数か月前、中教審において教員の働き方改革に関する会議があり、教員の残業代を4%から10%(13%)にあげます、という結論となりました。
これには、教員はお金が欲しいのではなく、労働時間や仕事量の削減を求めているのだ!という批判が現場の先生方から起こっておりました。
もちろん、これは進めていく必要があると思いますが、実は、今回紹介する研究によれば、先生たちの「離職意思(教員辞めたい)」と「長時間労働」の間には、そこまで強い相関関係は認められなかったということ。では、いったい何が先生たちの離職意思と関わるのでしょうか。
そのあたりをお話しております。
「小中学校教師の長時間労働は離職意思につながるか
-バーンアウトと対教師ストレス反応を媒介変数として-」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jasmh/22/2/22_150/_article/-char/ja/