「パートのおばちゃん」が副センター長になるまで——越谷に根付く"否定しない"まちづくりの秘密
越谷・春日部エリアで活躍する人たちの人生に迫る「たまたまさいたまラヂオ」。第236回のゲストは、復興イメージトレーナーであり、越谷市市民活動支援センター副センター長の今井裕子さんです。
「それまでは単なるパートのおばちゃんだったんですけど」
今井さんは自分のことをそう表現します。しかし、今年の春から越谷市市民活動支援センターの副センター長に就任。一見すると「突然の大抜擢」に見えるこのキャリア、実はその裏には20年間の地道な活動がありました。
復興イメージトレーニングという防災プログラムを市民に広める活動を続けながら、公民館での防災講座を重ね、そして「まち未来創造塾」では塾生代表として活躍。一つのことをやり続けた結果、「うちにちょっと来てください」と声がかかる存在になったのです。
番組内で話題になったのが「まち未来創造塾」(通称:未来塾)。今年で10期目を迎えるこの塾には、現在50人以上の塾生が登録し、毎回30人ほどが参加するそうです。
驚くべきは、この塾が完全無料だということ。
そして、ここから輩出された人材がすごい。番組でもおなじみの妹尾早南さんがキャンプ場をつくっていけたのも、実はこの未来塾の「キャンプチーム」の応援があったから。
塾の雰囲気について今井さんはこう語ります。
「否定とか批判とかはみんなしない。マイナスイメージではなく、プラスアルファを出していこうというのが基本ルール」
この「否定されない安心感」が、参加者の本音を引き出し、思いもよらないコラボレーションを生んでいるようです。
番組MCのきよぷんが「越谷を歩くといろんな人が何かやってる」と驚くと、今井さんからは意外な答えが。
「市役所さんがガンガン入ってこない。やめろとも言わないし、やれとも言わない。でも、みんな自然に集まってる」
この絶妙な距離感が、越谷の市民活動を支えているのかもしれません。
今井さんから、気になる講座の告知がありました。
どちらも無料で誰でも参加可能。詳細は越谷市民活動支援センターまで!
▶️ 続きは音声で!今井さんの「年表を作りたい」と言われるほど波乱万丈な人生、そして「島田だるま」を救った感動のエピソードなど、ブログでは書ききれない話が満載です。
越谷市民活動支援センター
https://koshigayaci.machikatsu.co.jp/as-koshigaya/index.html
越谷まち未来創造塾(6期のレポート)
https://www.koshigaya-sightseeing.jp/topics/%E3%81%93%E3%81%97%E3%81%8C%E3%82%84%E3%80%8C%E3%81%BE%E3%81%A1%E6%9C%AA%E6%9D%A5%E5%89%B5%E9%80%A0%E5%A1%BE%E3%80%8D%E7%AC%AC7%E6%9C%9F/
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