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9月18日はしまくとぅばの日!ということで、方言・言語学を研究されている名桜大学准教授のMadokaさんをゲストにお呼びしました。

日本語でもないし、方言でもない。
ウチナーンチュの若い世代が普段話している言葉はただの若者言葉なのか?

内地や海外に行って自分の言葉遣いの違いに気付いたり、違和感を感じた経験がある人も少なくないと思います。

言語はセルフアイデンティティや価値観がすごく表れるところだったりするので、第一言語のルーツを知る=自分への理解が深まる、に繋がるような気もしたり。

消滅危機の言語(UNESCOによる)としても認定されている琉球方言をどうやって継承していくのか?
我々がすぐにできるアクションはなんだろ〜。
そんなトピックを色々な角度からお話聞かせて頂きました。
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英語で言う少数言語はMinorityではなく、Minoritized Languageという表現が好まれる傾向にあるよう。-ed、「少数の」、ではなく「社会や経済状態によって少数派に認定された言語」ということになります。
つまり広い視点で捉えると言語には間違ってる・正しいとか存在しなくて好きにやっちゃえ?
結果、伝えることを目的にする言語表現に優劣は無く、How you speak makes you YOUです。

聴き直しながら思ったのは、言語だけじゃなくていつの間にか社会的マイノリティになっているコミュニティ、文化etcってたくさんある。
自分がそこに入った時、それを生きづらいと思うか、自分の個性にするかはその人次第やいびん!bean!

----しまくとぅばの日ついて----

「しまくとぅば」とは「島言葉」、すなわち沖縄の島々で伝えられてきた言葉(琉球方言)という意味である。
沖縄県では戦後まもなくまで強力な標準語励行運動が実施され、伝統的な言葉の衰退が本土以上に進み、高齢層以外の日常会話は俗に「沖縄弁」「沖縄訛り」と呼ばれる「ウチナーヤマトグチ」が主流となった。
郷土文化を見直す機運が高まるなか、島言葉の現状を危惧する声も強くなり、「沖縄県各地域のしまくとぅばを次世代へ継承していこう」などの趣旨で記念日が制定された。地域の言葉を奨励する条例・記念日の制定は、日本国内で初の試みであった。https://www.pref.okinawa.jp/site/bunka-sports/bunka/shinko/simakutuba/keikaku.html

In this episode, we invited a university professor who studies Ryukyuan Language. Her perspective of preserving minoritized language which was influenced by her experiences in Scotland and Finland was really interesting to learn!
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