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今週と来週の2回にわたって、現代フランス音楽の巨匠、オリビエ・メシアンの曲をご紹介します。

ポール・デュカスは、一度作曲を断念しましたが、その後、パリ音楽院の作曲教授となり、早熟なメシアンの才能に注目します。デュカスの助言のもと、メシアンは自然の音、特に鳥の声に音楽的な要素を見出し、取り入れた作品を多く残しています。

日系3世のアメリカ人指揮者ケント・ナガノは、パーソナリティの中田昌樹さんの古くからの友人で、彼のルーツである熊本での公演で来日の際、メシアンとの交流について語ってくれました。メシアン自身が最大の理解者と称し、多くの作品を拡めているケントが、まず聞くべき作品として推薦したのが『ミのための詩』。今回はその中から「家」と「君の声」をお届けします。

中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。 

【出演】中田昌樹(指揮者) 

【演奏】オリビエ・メシアン作曲『ミのための詩』

    第1巻第3番「家」第2巻第6番「君の声」

    エトナ・レジツェ・ブルーン/ソプラノ、クリストファー・ニーホルム・ヒルディグ/ピアノ

     イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

【提供】笹川日仏財団