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Description

1835年生まれのカミーユ・サン=サーンスにとって、偉大なる音楽の先人たちの筆頭としてべートーヴェンが一際大きな存在だったことは間違いありません。そのべートーヴェン以外にもサン=サーンスが影響を受けた作曲家たちがいます。

今回はそれらの作曲家の形式感が随所に見られる『アレグロ・アパッショナート』をご紹介します。音楽的にいろいろな仕掛けがこの曲に潜んでいるのは何故でしょうか。作曲の経緯を紐解いてみると、その理由にも納得です!

【出演】中田昌樹(指揮者)  
【演奏】カミーユ・サン=サーンス作曲 『アレグロ・アッパッショナート』 嬰ハ短調 Op. 70 (ピアノ版)
    ジェフリー・バールソン/ピアノ
    イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 ピアノ/江澤隆行  
【提供】笹川日仏財団