劇場に限らず、インターネットを通したストリーミングサービスやvlogなど、いつでもどこでも、様々な映像に浸ることができる現在。様々なメディアや表現が定量化の対象になり、私たちはmaria schneiderの最新作”digital world”でも描かれる、データと共に生きる世界にいるわけですが、数値化できない映像経験とその魅力を考えてみよう、という事で、我らがクマちゃんと共に心を捉えた映画とミニシアターの魅力についてのお話(A面)です。
主に映画館の魅力を語る予定が、例によって話は安達祐実とムツゴロウさんの意外な関係から、コミックボンボンから渋谷の歴史まで、脱線を繰り返しつつ、目的地を見失いつつ、緩やかに進んでいきます。
メメントよろしく、過去の記憶を無くした事に自ら気づくクマちゃんの、タルコフスキーを想起させる寡黙な前半(A面)から、失われつつあった思い出と映画、情緒を呼び覚まし、カネフスキーのように疾走する語り口に変化する後半(B面)まで、1人の男の再生の物語としてもお楽しみください。
REX恐竜物語
https://www.shochiku.co.jp/cinema/database/04384/
捨ててよ、安達さん。
https://www.tv-tokyo.co.jp/suteteyo_adachisan/
ムツゴロウさん
コミックボンボン
https://realsound.jp/book/2020/07/post-591474.html
渋谷駅は迷宮?「羽化する渋谷」でヒミツがわかった!
http://hotozero.com/enjoyment/learning-report/showawomensuniv_ukasurushibuya2019/
シネマライズ
8人の女たち
茶の味
https://filmarks.com/movies/53373
ユーロスペース
ママと娼婦
https://www.institutfrancais.jp/tokyo/agenda/cinema1304121130/
牯嶺街少年殺人事件
https://www.bitters.co.jp/abrightersummerday/
ショック・ドクトリン
https://www.asahi.com/eco/forum2011/earth360/TKY201110110338.html