レヴィ=ストロースが大成した構造主義や、生の哲学、現象学、記号論、精神分析といった現代につながる思想が躍如していった19世紀半ばから20世紀にかけてを生き、東洋にヨーロッパ哲学のすぐれた論理や概念をとりこみ、「無」の哲学を構想した西田幾多郎。当夜はそんな西田という人物、西田という哲学を案内します。
【千夜千冊】1086夜『西田幾多郎哲学論集』