今回は「乾坤一擲の文化的表現力」の創発をめぐる一冊を。松岡さんが《芸術的創発には「洞窟」のような溶闇的フォーマットが必要だろうこと、シャーマニズムもアニミズムもフェティシズム(物神信仰)も旧石器時代からのものであること、それゆえ編集の芽生えは先史時代から始まっていたという確信の根拠にもなっている》先達3人の著作の1つを案内します。
【千夜千冊】1769夜『洞窟のなかの心』