Joy of Life with Confidenceへようこそ!
女性医師の多様な生き方を応援するPodcastです。
今回のゲストはNorikiさんです。Norikiさんは家庭医療専門医で3児の父でもあります。専門研修をしながらのワンオペ育児に苦しんだ経験から、日本の男性医師の育児に関する質的研究をされました。
Norikiさんとの対談【前編】では
●ワンオペ育児で身体的にも精神的にも追い詰められた経験
●なぜマッチョな男性医師がデフォルトであり続けるのか
●育児をする男性医師は葛藤しているのか?
などについてお話しました。最近は、育児をする男性医師が以前よりは増えている印象ですが、メインの育児者ではないことがほとんどです。そんな中、Norikiさんはワンオペ育児を経験し、「長時間労働できる男性医師」というデフォルトを満たせなくなり、弾き出されたような感覚に陥ったそうです。男性医師の育児体験から、なぜ色んな取り組みにもかかわらず医師の世界のジェンダーの不平等が維持され続けてしまうのか、その理由が見えてきました。ぜひ最後までお聴きください。
★ゲスト:神廣憲記(Noriki Kamihiro)
三重県出身。京都大学医学部卒業。家庭医療専門医。専門研修中から約5年間ワンオペ育児を経験する。現在北海道在住で3児の父。名古屋大学
総合医学教育センター客員研究者。2024年秋よりカナダへ留学予定。日本の男性医師の育児をテーマに質的研究を実施し2023年にBMC Medical Educationに掲載された。
★ゲストの研究論文
https://doi.org/10.1186/s12909-023-04855-4
★We're Women in Medicine JP コミュニティ参加リンク
https://d.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=bm96776ty&task=regist
★LeadingHERリンク:HP、インスタグラム、コーチングの情報、番組へのメッセージはこちらへ
https://linktr.ee/mari_joyoflife
Show Note
1. プロローグ:Joy of Meeting! in OSAKA/TOKYOのご報告
2. ゲストのNorikiさん:約5年間のワンオペ育児を経験。
3. 「日本の男性医師の育児に関する質的研究」を論文化。
4. 専門研修とワンオペ育児の両立に苦しむ。
5. 身体的にも精神的にも追い詰められた。
6. 個人のレジリエンスとかそういう問題ではない。
7. 医師の働き方は、社会学、ジェンダー学と切り離せない。
8. 「メインの育児者」のディープな経験を、パパ友と共有できない。
9. 実はイクメンにも色々ある。
10. 論文の解説:医師の世界の性差別はなぜ起こるのか?
11. 「デフォルト=男性医師」がなぜ維持され続けるのか?
12. デフォルトを満たせなくなり、弾き出されて初めて気づいた。
13. 父親になった男性医師10人にインタビュー
14. 葛藤があったのか?「医師=マッチョなケアレスマン」のデフォルトに気づいているのか?
15. 医師のプロフェッショナリズムは「男らしい男性」が前提。
16. パターン1:ジェンダーの固定観念により育児ができないことを正当化
17. パターン2:育児はしたいけど、男性化された医師像を優先。
18. パターン3:デフォルトに気付いて、再構築しようとしている。
19. 特権を持っている側が、自分の当たり前に気づくこと
20. メタ認知と言語化。
21. 医学教育にジェンダーの基礎知識が必須。
22. エピローグ:デフォルト内にいる限り、全体像が見えない。