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MEME SERVICEがお送りするカルチャートークプログラム『MEMEデリバリー』では、最近、聴いた音楽、観た映画、読んだ小説、からピックした作品についてのトークを毎週配信しております。

 

【プログラム概要】

今週のテーマ作品は、9月23日に公開された新作映画『MINAMATA-ミナマタ-』です。

フォトジャーナル史に深く名を刻んだ作品「入浴する智子と母」を撮影したフォトグラファー"ウィリアム・ユージン・スミス"の晩年と彼が対峙する事となった公害病"水俣病"について描かれた本作から、今もう一度知るべきこととは何かを考えます。

(※本編はネタバレを含みます)

 

【作品公式HP】

https://longride.jp/minamata/

 

【あらすじ】

1971年、ニューヨーク。アメリカを代表する写真家の一人と称えられたユージン・スミスは、今では酒に溺れ荒んだ生活を送っていた。そんな時、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市にあるチッソ工場が海に流す有害物質によって苦しむ人々を撮影してほしいと頼まれる。水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。

 

【目次】

・ファーストインプレッション

・史実を知らない世代が観る『水俣』

・舞台的演出の是非について

・ふたりの物語をどう撮るのか

・ある男の再生劇として観る本作

・時代が生み出した「人災」の構造

・「摩耗」と「覚悟」

・エンディングトーク

 

【雑記や記事を掲載しているnote】

https://note.com/meme_service

 

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