■イーロン・マスクやアマゾンのジェフ・ベゾスが90%以上失敗していないとリスクを取って挑戦していないと判断するのに対して、現在の日本企業はその真逆で成功率が90%以上ないと挑戦を躊躇してしまう。
■先の見えない未来に対して、多くの企業が挑戦を躊躇する時代になればなるほど、売上や利益を上げることよりも「新しいことへの挑戦」自体が価値を持つ時代になっていく。
■経営コンサルタントの冨山和彦さんは、「挫折とは、ある意味、能力以上のことに挑戦した結果である。それが人としての伸びしろとなる」と言います。
■そういった意味では、イーロン・マスク、ジャック・マー、そして、野茂英雄など自分の能力以上のことに挑戦し、跳ね返された人たちだけがイノベーターとしてのスタートラインに立つことができるのでしょう。
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