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第115回『うんちくエウレーカウミガメのスープをABFメンバーでやってみた(後編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。

【ハイライト】

・第2問目後編(ヴァン・ヘイレンが楽屋の茶色いチョコに大激怒?)

・第3問目(数学の書籍に誤植があったけどそのまま出版?)

・第4問目(世界恐慌の時の山本唯三郎さんって誰?)

【ポッドキャスト:ゆる言語学ラジオ 参考リンク】

アメリカから700万人の子どもが消えた理由とは?【うんちくエウレーカウミガメのスープ】#115

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1550243290?i=1000557221961

うんちくで脱線し続けるウミガメのスープ【うんちくエウレーカウミガメのスープ】#208

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1550243290?i=1000602714773

利用価値のない0ルピー紙幣、なぜ発行された?【うんちくエウレーカクイズ】#262

https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1550243290?i=1000627261017

「茶色いチョコ禁止令」はなぜ生まれた?バン・ヘイレン激怒事件の真相

対談の冒頭で語られたのは、70〜80年代に活躍したロックバンド「バン・ヘイレン」が、楽屋に茶色いチョコレートがあったことに激怒し、ライブをキャンセルして帰ったという有名な逸話。一見わがままな振る舞いにも思えるこの事件の裏には、実は“契約書の罠”という深い意図があった。彼らのライブでは派手な爆発演出など安全性が問われる要素が多く、主催者がマニュアルや契約書をきちんと読んでいるかどうかを確認するため、「茶色いチョコを禁止」という一見どうでもよい条項を忍ばせていたという。これが守られていない=契約を読んでいないと判断し、信頼できない相手とは演出のリスクを共有できないと即座に判断した、というのが真相だった。これはまさに「些細な違和感こそ、安全の見えざる証」というプロの知恵と判断の結晶である。

誤植なのに修正しない?数学・統計の“乱数表”にまつわる意外な話

続いてのテーマは、数学や統計学で使用される「乱数表」にまつわるエピソード。とある有名な参考書に“数字の誤植”が発見されたが、出版社はそのまま刊行を続けたという。この決断の理由は、乱数表が持つ本質的な性質にある。乱数表は“完全にランダム”であることが求められるため、意図的な修正を加えてしまうと“人為的な偏り”が生まれてしまう。つまり誤植ですら“偶然の産物”であり、むしろそのままの方がランダム性を保てるという逆説的な判断なのだ。これは数学的にみても非常に奥深く、「正しさ」と「純粋さ」の間の緊張関係を考えさせられる一幕だった。

「ほら、明るくなっただろ」──あの風刺画の男が実在したという衝撃

対談の最後を飾ったのは、日本人なら一度は見たことがある風刺画の話題。芸者の踊りを見ようと、懐から100円札の束に火をつけて「ほら、明るくなっただろ」と言った男──この奇抜すぎる逸話の主人公が実在していたという驚きの事実が明かされた。その名は山本唯三郎。戦前期の大富豪であり、商船業で財を成した人物だった。一時は現在の金額にして数千億円もの資産を持ちながら、わずか2年で破産。国宝級の「三十六歌仙絵巻」の所蔵者でもあり、経済的没落と共に手放すことになったという波乱の人生を歩んでいる。誰もがイラストのキャラクターだと思っていた人物が、実は実在し、社会風刺の象徴として語り継がれていたという事実は、歴史と現代の記憶が交差する瞬間であり、聴衆に深い印象を残した。

「奇なり」と笑うか、「知の感動」と受け止めるか──事実が教えてくれること

今回の対談では、奇妙で突拍子もないように見える“事実”の背後に、深い理由や知的な仕掛けが隠されていることが明かされた。ロックスターのワガママにも見える契約書の罠、数学の世界での誤植の扱い、そして歴史の中の風刺人物が実在したという驚き。どれも一見すると雑学に過ぎないが、視点を変えれば、プロフェッショナリズムや学術の論理、歴史の教訓など、私たちの生活や仕事に通じる“学び”が込められている。知識はただの情報ではなく、過去と現在をつなぎ、思考を刺激する“スイッチ”なのだと改めて気づかされる内容だった。

~お知らせ~

株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。

パーソナリティー:

熊原 充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)

東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。

新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。

その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。

伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)

京都大学農学部応用生命科化学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。

新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。

一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。

中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)

東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。

新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。

経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。

蔡 亮成(株式会社 ABF Capital取締役)

東北⼤学⼯学部機械知能航空⼯学科、同⼤学院⼯学研究科に進学し、エネルギーシステムマネジメントを専攻。

新卒でBCGに入社、⼩売・通信・保険・パブリックセクター等幅広い業界のプロジェクトを担当。

事業戦略及び事業計画策定のコンサルティング、マーケティングを⽀援。

番組プロデュース:サンキャリア

カバーアート制作:小野寺玲奈

番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!

https://note.com/dailylife_fund/

株式会社 ABF CapitalのHP

https://abf-cap.com/

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