第43回『人生も仕事もサポーター精神を持ってみよう!(後編)』というテーマで株式会社エービーエフキャピタルのメンバーが多角的な視点で語ります。
【ハイライト】
・メンバーが無償の愛で応援しているものとは?
・東京大学と京都大学の学風の違いについて(伊達)
・サッカーの今後の教育のあり方を考える(蔡)
・フェデラー愛について語る(中野)
・熊原の印象に残っている横浜Fマリノスの試合を振り返る
・サッカーのルールになんと裏技があった!
・メンバーの今までで忘れられないスポーツの試合を思い出す
・横浜Fマリノスサポーターあるあるを語る
番組で出てきた2013 J1 第33節 横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟の概要はこちらです。
https://www.footballchannel.jp/2019/05/06/post319173/
番組で出てきた2019 J1 第34節 横浜F・マリノスvs FC東京の概要はこちらです。
https://shin-yoko.net/2019/12/09/f_marinos2019-20/
応援は“無償の愛”になり得るのか?
「ファンドマンの日常」今回のテーマは、“サポーター”とは何か。熊原氏が語るのは、自らが20年来応援してきた横浜F・マリノスへの情熱。その原点となった2003年の劇的優勝や、2013年・2019年の歓喜と絶望が入り混じる名試合たち。こうした体験の中で「ファン」と「サポーター」の違いが明確になったという。ファンは“自分のため”に応援する存在だが、サポーターは“相手のため”に無償の応援をし続ける存在。そこには「勝っても負けても支え続ける」という深い情のようなものがある。サッカーというスポーツを超えて、人生における“無償の愛”の在り方を考えさせられる。
自分にとっての“応援したくなる存在”は誰か
対談ではメンバー各自が、自分の「無償で応援したくなる対象」を振り返る。伊達氏はポッドキャスト番組や学者、まだ無名のミュージシャンに対して惜しみなくサポートすることが多いという。蔡氏はJ-POPアーティストやスポーツ育成環境に関心があり、特に日本の子どもたちが海外と対等に戦える環境整備に“サポーター”視点で関わりたいと語る。中野氏は唯一テニスのフェデラーに対して熱烈なサポート感情を持っていたことを告白し、ファン的視点から始まってサポーターに成長していく過程が描かれる。一人ひとりの“サポーター経験”から見えてくるのは、人は「理念・人柄・継続的な接触」に心を動かされ、無償の応援者になるという構造だ。
ビジネスにも必要な“サポーター構造”
話はサッカーからビジネスに展開する。熊原氏は「ファンビジネス」ではなく「サポータービジネス」が重要だと主張する。たとえば飲食業でも、ただ食べて終わる関係ではなく、「あの人の成長を見届けたい」「この店の未来を一緒に作りたい」と思ってもらえるような店を作れたら、強い支持を得られるのではないか。伊達氏は、人気ポッドキャスト『コテンラジオ』や『ゆる言語学ラジオ』のコミュニティを例に、サポーターが自発的に企画や運営を手伝う文化があることを紹介。共通しているのは、“応援する対象に対する共感と信頼”である。
浮き沈みを受け入れることがサポーターの証
どんなに応援しても、思い通りの結果にならないことがある。むしろ「辛い」「悔しい」「報われない」経験こそが、応援する側の心に強く刻まれる。熊原氏は2003年、2013年、2019年のマリノスの名試合(とトラウマ)を熱く語る。応援するとは、浮き沈みを受け入れることであり、まさに“人生を共にする”ような感覚がある。サポーターが支える側から支えられる存在へと変化していくことも多く、無償の応援とは双方向の信頼関係に基づくものだといえる。
サポーターがいる組織・ブランドの共通点
サッカーに限らず、飲食、エンタメ、金融、アカデミア――あらゆる業界で“サポーターに支えられているブランド”は存在する。共通点は、応援したくなる「人」がいて、その「思い」に共感が生まれていること。ABF Capitalとしても、応援される存在になるために、「理念」「実行」「共感」の3つの要素を欠かさず発信していくことが必要だと全員が再認識する回となった。今後は“応援される側”として、いかに信頼を築き続けられるかが鍵となるだろう。
結び
今回の対談では、単なるスポーツ談義を超えて、“サポーターという生き方”にまで話が及びました。応援すること、応援されること。そのどちらもが現代のビジネスや人間関係にとって欠かせない視点です。あなたには、無償で応援したくなる“誰か”がいますか?
~お知らせ~
株式会社エービーエフキャピタルのメンバーがそれぞれ日々気になる事、書籍、日々の悩み等何気ないテーマから、経営戦略や投資実行等の広くビジネスに生かせる話題に至るまで、戦略コンサルタント、ファイナンスプロ、データアナリストのプロフェッショナルが多角的な視点で語るトーク番組です。
パーソナリティー:
熊原 充志(株式会社 ABF Capital代表取締役)
東京大学理学部物理学科卒業後、同大学院理学系研究科物理学専攻に進学し、宇宙物理学を専攻。
新卒でBCGに入社、メーカー・ファンド・製薬・通信会社などの業界を担当。
その後アドバンテッジパートナーズに入社し、多様な領域への投資を実行。
伊達 慶明(株式会社 ABF Capital取締役)
京都大学農学部応用生命科学科卒業後、同大学院農学研究科に進学し、生命科学を専攻。
新卒でBCGに入社、通信・メディア・物流・電力・産業材など幅広い業界を担当。
一貫してビックデータ・地図を扱った戦略の立案を行う。
中野 拓真(株式会社 ABF Capital取締役)
東京大学理学部地球惑星物理学科卒業後、同大学院理学系研究科地球惑星科学専攻に進学し、気象学を専攻。
新卒でBCGに入社、小売・エネルギー・通信会社などの業界を担当。
経営戦略の立案だけでなく、成果の創出までクライアントを幅広く支援。
蔡 亮成(株式会社 ABF Capital取締役)
東北⼤学⼯学部機械知能航空⼯学科、同⼤学院⼯学研究科に進学し、エネルギーシステムマネジメントを専攻。
新卒でBCGに入社、⼩売・通信・保険・パブリックセクター等幅広い業界のプロジェクトを担当。
事業戦略及び事業計画策定のコンサルティング、マーケティングを⽀援。
番組プロデュース:株式会社サンキャリア
カバーアート制作:小野寺玲奈
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