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Rod Stewart Merry Christmas, Baby
こんにちは。
僕は今、桜木町のカフェにいます。
12月になったからなのか、カフェの中ではしきりにクリスマスソングが流れていて、馴染みの店内がいつもより少しだけスローに感じられます。店のドアが開くたびに外の冷気が入り込んで、足元がつんと寒い。清少納言は枕草子で「冬はつとめて。雪の降りたるは、言うべきにもあらず。」と言っていますが、暖房器具も無かったはるか昔に「冬は早朝が良い。雪が降っている早朝は言うまでもない」なんて言える精神性は途方もないものがあるなあと思いながら、ぬるくなったコーヒーと一緒にこの夕方を過ごしています。

12月といえば、「アドベントカレンダー」というクリスマスまでの日数を数えるために使われるカレンダーが有名ですね。
現代ではこれが転じて、12月限定の日めくりコンテンツを色んなグループや組織がインターネット上に公開する文化があります。僕たち、TiMM Serverでは、この文化に共鳴して、最強デジタルハングアウト にて、日付ごとのテーマに基づいて皆自由に毎日ポッドキャストを投稿しよう、という試みを昨日からはじめてみました。
こういう取り組みは大体、二日目が鬼門なのですが、あいにく今日はカフェで過ごしているということもあって、僕は更新が出来ないなあと残念に思っていた所「そうだ人工知能に話してもらえばいいのか」と思い付き、AIの力を借りて、こうやって今あなたに話しかけています。

今日のアドベントカレンダーのテーマは、「お勧めの〇〇」です。
サーバーにいるみんながそれぞれお勧めのコンテンツを共有するということで、僕からはクリスマスにぴったりなアルバムを紹介します。僕が今回紹介するのは、ロッド・スチュワートという歌手の「メリークリスマスベイビー」という作品です。いわゆる王道のクリスマスソングアルバムなのですが、全体的に余裕がある雰囲気があって、それが僕のクリスマスのイメージと合っていてとても好みです。いつか恋人とクリスマスに車でデートすることがあるなら、まずカーステレオでこのアルバムをかけたいなあと思うようなアルバムです。

このアルバムの好きな所のひとつに、ミュージックビデオがあります。アルバム６曲目の「Let it snow! Let it snow! Let it snow!」はミュージックビデオがYTにアップされていますが、クリスマスディナーのような会場でライブ演奏としてロッド・スチュワートが歌っているというもので、これがが僕が思うアメリカのクリスマスの過ごし方のステレオタイプそのものなのです。
ニューヨークでロッド・スチュワートが歌うディナーショーをみて、ロックフェラーセンターのアイススケートリンクで何度も転びながらスケートを楽しむ、これが僕にとってのステレオタイプであり、かつ、いつかしてみたいクリスマスの過ごし方でもあります。そんな妄想が捗ってしまうこのアルバムを、ぜひ皆さんと共有できたら幸せです。
このエピソードの概要欄にアルバムへのリンクを貼っておきますから、気になった方はアクセスしてみてください。

さて、こうやって原稿に夢中になっていると気づけば時刻は５：００を回りました。今日はこの後、この一年お世話になった方との忘年会に向かうので、この辺りでタイムオーバーです。
ちらっと外に目をやると、既に日は落ちてクリスマス期間限定の電飾が光っています。冬は湿度が低く乾燥して、この季節は過ごしづらいこともありますが、空気中に湿度が少ないことで光が反射が抑えられ景色は一層綺麗に見えるという嬉しい効果もあります。冬はつとめて、ということで早朝も冬の醍醐味ですが、時代が変わり電気が発明された現代では、電飾の光がより綺麗に見える冬の夜も素敵なんだよと、清少納言に伝えたくなります。
みなさんも乾燥には気を付けながら、忙しくも楽しい12月をお過ごしください。