今回は泉さんに聞き手に回ってもらい、星野が話します。
コーチングに関して気になっていることから、前回話していた心の中の土的なものの話へ。
ついつい人が育てた土壌で実った実をもぎ取ってきて、自分が育てたかのようにするときがある。
そうではなく、誰かの実を自分の土壌を豊かにする肥料にして、自分ならではの実を生んでいきたい。
そのために必要なのは、心の土壌の多様性。土は多様性の中でこそいい働きをし始める。
たとえば無駄に見える雑草にも、土のPHを整える役割や、肥料となる糞を撒く虫を呼んでくる役目がある。
つい人間は自分の気に入らない雑草を積んでしまうが、そのままにしておけば枯れて土の土壌をゆたかにする。
一見人に迷惑ばかりかける存在に思える蚊にも、循環の中での大切な役割がある。
自分が求めている機能以外のものも、あるがままに取り入れていくこと。
多様性になるほど不測事態はおこるもの。
それを受け入れるだけでなく、楽しむ、という姿勢がないと多様性は実現しない。
泉さんに引き出されて、ついつい話過ぎてしまいました。
泉さんの思考を見立てるチカラは圧倒的ですね。
心の土壌の多様性、不測の事態を楽しみながら育てて参りましょう。
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