<立回りの独自性2> ●邦楽・舞踊と同質のリズム(間)に対するこだわりがある。 ●主役を立てつつ、やられ役も全体として形を作る、部分と全体の双方を活かす調和の美学に対する思想がある。 ●本質は無であり、無から有を生み出すことが極意のアクションと、表現としての効果の最大化として完成された立回りの形式性という、一見して水と油のような両者の二律背反的共存が、理想的なハイブリッドである。 ●これこそが究極のアクション極意であるだろう。 そんな話をしています。