今回は、夏の彼岸にちなんで、日本人の死に対する考え方や儀式についてお話しします。
関沢まゆみさんという研究者が書いた2つの論文をもとにお話をします。
1つ目の論文では、日本人が昔は土に埋めていた死体を、今は火で焼くようになった理由や背景を探っています。
2つ目の論文では、葬儀の場所が変わったことで、何が変わったかを考えています。
関沢さんの論文は、日本人の死に対する考え方や儀式がどう変化してきたかを教えてくれます。よければ、チェックしてみてください。
参考文献:
1.『火葬化とその意味-「遺骸葬」と「遺骨葬」:納骨施設の必須化』(国立歴史民俗博物館研究報告 2015年2月)
2.『葬儀の変化に対する地域ごとの対応の差』(国立歴史民俗博物館研究報告 2022 年 3 月)