今期の冬アニメで、じわじわと情緒に効いてきている作品『違国日記』。タイトルからして「分かり合えなさ」を突きつけてくるこの物語は、人見知りな小説家と、居場所を失った15歳の姪が同居する話です。「あなたを愛せるかはわからない。でも踏みにじらない」——その不器用で誠実な言葉に、心を掴まれました。人と距離を詰めるのが苦手な人ほど刺さる、静かでやさしいアニメ。派手じゃないのに、確実に残ります。