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今年のIZU TRAIL Journeyの男子のレースでは川崎雄哉 Kawasaki Yuyaさんが勝利を勝ち取りました。川崎さんは2016年にハセツネCUPで優勝し、2017年のITJでは2位になっている日本のトップ・トレイルランナーの一人。例年以上に有力選手が勢揃いした今年のITJでは二本杉峠への中盤の登りのトレイルで一気に続く選手を引き離して先頭に立ち、そのまま修善寺のフィニッシュゲートまで駆け抜けました。

このインタビューでは、12月13日のレースがどのように進んでいったか、川崎さんに振り返っていただきました。そして、新型コロナウィルスで練習や大会を取り巻く環境が大きく変わる中で、どのように変化に対応したかについても聞きました。さらに遡って、故郷の長崎県・五島列島で部活動で陸上を走り始めてからトレイルランニングに出会うまでのエピソードも話していただきました。

今回のITJは来年2021年11月にタイ・チェンマイで開催されることが決まったマウンテンランニング・トレイルランニング世界選手権の日本代表選考レースでした。今回のITJでの優勝で川崎さんは4度目となる世界選手権出場に大きく近づきました。これまでの世界選手権での経験についても聞かせていただきました。

このポッドキャストの前回のエピソードでは、ITJの女子のレースで優勝した秋山穂乃果さんにもインタビューをしています。そちらもぜひお聞きください。

今回のエピソードには次のようにチャプターをつけています。

01:04 オープニング

03:40 今回のITJは自分でも納得できるレースができた

05:18 レース序盤の先頭集団はお互いを牽制しつつ様子見

07:16 2017年のITJではA1こがね橋で先頭集団に置いていかれた

08:26 今回はトレイルセクションに入ってから後ろが見えなくなるくらいまで一気に加速

09:02 トレイルランニングは心理的な要素がものを言うこともある

10:30 後半は後ろとの差がわからないまま、ペースを落とさないように意識した

14:24 今年、レースが少なかったことで疲労をためずに済んだ

16:48 今年のトレーニングは富士山ではなくトラックで

20:46 五島列島で走ることが得意だった少年時代

24:24 陸上競技を続けたくて自衛隊へ

26:10 トレーニングで登っていた郡岳(大村市)がコースと聞いて初めてトレランのレースに出た

27:48 宮原徹さんにトレイルランニングを勧められた

30:00 2016年は各地のトレイルランニングレースで活躍してその名を知られることに

32:30 対馬で勤務しながら週末には各地にレースに出かけていた

34:48 2017年のトレイル世界選手権で日本代表として初めての海外レースへ

39:32 3年連続でトレイル世界選手権へ、年々順位を上げていった

41:10 2021年の世界選手権では入賞を目標にしたい

44:02 2021年もUTMFに出る予定

48:00 滝ケ原に移って3年目、充実した日々

51:30 今後もロードもトレイルもいろいろ走りたいが、まずはUTMFで優勝を目標にしたい

53:46 状況が変わっても目標を見失わなければ努力を続けられる

56:00 来年に向けた予定

58:08 エンディング

(2020年12月21日収録)