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taikingとふじもと、2人の音楽マニアが送るポップカルチャー番組「Hello,CULTURE. in Podcast」 今回は今回は2024年上半期の映画特集後半戦!(2024/7/2収録)前回はそれぞれのベストムービー10位から6位について語ったtaikingとふじもと。今回はいよいよベスト5の発表!より深まる映画談義をじっくりとお楽しみください!

前編はこちらから!

taikingの2024年上半期ベストムービー第1位から5位
①夜明けのすべて
②哀れなるものたち
③デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章/後章
④悪は存在しない
⑤関心領域

ふじもとの2024年上半期ベストムービー第1位から5位
①あんのこと
②関心領域
③オッペンハイマー
④デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章/後章
⑤夜明けのすべて

トークトピックス
お互いが同じ作品を選びがちだった上位層/『デデデデ』前後章をふじもとは4位、taikingは3位に選出!/『デデデデ』という作品に初めて触れた衝撃/原作漫画の映像化においてお手本のような作品/詳しくはデデデデ回で!/taikingの第4位は『ドライブ・マイ・カー』の濱口竜介監督最新作『悪は存在しない』!/長野県のグランピング場計画に纏わるストーリー/雄大な自然、構成の巧みさ、リアルな表現、衝撃の脚本/引き算で作られた構成、ユニークなカメラワーク、作品作りの起点である石橋英子の音楽など語り口も様々/『ドライブ・マイ・カー』よりも見やすく面白い作品?/ヴェネツィア国際映画祭の銀獅子賞受賞作!/社会派ドラマというよりは良質なエンタメ?/ふじもとの第3位、taikingの第8位は原爆の父・オッペンハイマーの生涯を描く『オッペンハイマー』!/日本人だからこそ見る意義のあった作品/科学者としての欲望が招いた結果と苦悩が描かれたことに微かな希望を覚える/アメリカ人は日本の原爆被害を知らないし、日本人はアメリカの事情を知らない/戦争という狂気に陥り止めることができない愚かさを恨まなければならない/『オッペンハイマー』の中盤に『下町ロケット』みを覚える/映画の力を信じ続ける監督・ノーラン/3時間近い上映時間を飽きさせない編集と音響/ノーラン作品の特徴は”時系列操作”/『オッペンハイマー』はノーラン作品の入門編として最適?/真摯に反戦・反核を願う映画?/広島・長崎の被害を直接描かなかったこと/日本への投下前の会議シーンにおける東京大空襲への言及/トルーマンとの会話は明確に史実通り?/世界的監督がこのテーマで作品を作り、その映画がアメリカでヒットするという意味/『バービー』と『オッペンハイマー』のネットミームと作品の是非は分けて考えられるべき?/日本の配給会社は腰抜け?/taikingの第2位は「哀れなるものたち」/強烈な映像美で描くSF・ロマンチック・コメディ/新鮮な映像体験と思わずサントラを聴き倒すほどの音楽/『哀れなるものたち』は女性が主体的に生きるフェミニズム映画?/人間の根源的な好奇心や興味がテーマに根ざされている/映画でしか見ることが出来ない体験/ヴェネツィア国際映画祭の金獅子賞受賞作!/鑑賞後に今年1位だろ!と思ったtaiking/ふじもとの第2位、taikingの第5位は『関心領域』!/くの人びとを死に至らしめたアウシュビッツ強制収容所の隣で生活を送る一家の営みを描く/虐殺を直接映し出さずに虐殺を描く、観客の想像力を掻き立てる1作/たった1枚の壁を隔てるだけでこんなにも世界が違うのかというおぞましさ/『オッペンハイマー』『関心領域』に共通する“1度始めたことを止められない”恐怖/よく見たら違和感を感じる家族の風景/すべてのシーンにアウシュビッツの暗喩が隠されている?/あまりにも気味の悪い音響とフィルムがおかしくなったのかと思うオープニング/終始聞こえてくる収容所からの叫び声に慣れてしまう自分にゾッとする/現在進行系でこの世界で起きている虐殺と否応なく重ねてしまう/現在のアウシュビッツ収容所の姿を映し出す斬新な手法/アウシュビッツやホロコースト、そして現在の世界情勢をもっと知らなくてはと思った/映し出されているものの外に意識が向く映画/サーモグラフィを活用した斬新な演出/taikingの第1位、ふじもとの第5位は『夜明けのすべて』!/PMS(月経前症候群)の美紗とパニック障害の山添がお互いの理解者になっていくストーリー/現代に必要なテーマを説教臭くすることなく描く作品/理解し合うこと、学び合うこと、他者を肯定することをあたたかく表現する主人公二人の表現力/『キリエのうた』を彷彿とさせる松村北斗の演技/フィルムで撮影された温かい色合いや穏やかな音楽がストーリーに優しく寄り添う/笑えるシーンや張り詰めるようなシーンも内包したバランス感も魅力!/ポテチ一気食いに見る恋仲ではない自然体な関係/エンドロールに描かれる穏やかなエピローグ/映画では直接描いていない余白が見える脚本/ふじもとの第1位、taikingの第7位は『あんのこと』!/生まれながらにしてアウトサイダーとなってしまったあんの社会復帰とその果てを描くストーリー/あんのいたいけな姿は応援したくなるし、自分の人生も見つめ直してしまう/社会の不条理さに襲われるあんを見て感じたこと/映画館で隣に座っていた男性が殆ど嗚咽しながら泣いていた/”凄み”という意味なら問答無用の1位/『異国日記』『ミッシング』の流れで『あんのこと』を見たふじもと/河合優実が凄すぎてドキュメンタリーを見ている気持ちになる/『ミッシング』と『あんのこと』の共通点/あんが困難を乗り越える姿だけでもグッとくる作品/守ってくれる大人もいることを感じる介護施設でのシーン/コメディアンとしての佐藤二朗を感じる取り調べシーン/ラストの子供に纏わる展開に対する違和感と理由/与えられてきたあんが与える存在に/コロナ禍が描かれることで”自分ごと”として捉えられる/ラストシーンにあまりにもゾッとしてしまう/コロナ禍の社会決定は再検証されてほしい/逃している作品もあった2024年上半期/トーキング・ヘッズのライブフィルム『STOP MAKING SENSE』がカッコよかった/柴咲コウの目力が印象的な『蛇の道』/原作の空気もしっかりパッケージされた『カラオケ行こ!』/2024年下半期に気になる映画/『ぼざろ/Re:』を見て『/Re:Re:』が楽しみになった