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#38 みんまちトーク『「ヒストリカル・ブランディング」著者久保健治さんに聞く地域ブランド論(3)』

 

この番組は「認定NPO法人日本都市計画家協会;通称⁠⁠⁠JSURP⁠⁠⁠(じぇいさーぷ)」がお届けするポッドキャスト『みんなのまちづくりトーク』です。毎回多彩なゲストと共に、いま話題のまちづくり事例、新しい制度、活動のhow-toなどを紹介していきます。

★☆★「この番組、いいね♪」とお感じになった方は是非、当協会(JSURP)へのご寄付を御願いします!あなたのご寄付がわたしたちNPO法人のエネルギー源になります!⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://jsurp.jp/nyuukai/⁠⁠⁠⁠⁠

 

第38回は、前回、前々回に引き続き、2023年11月10日に出版された『ヒストリカル・ブランディング 脱コモディティ化の地域ブランド論』の著者、久保健治さんをお迎えした第三回。読書会のような番組です。久保さんは株式会社ヒストリーデザイン代表取締役。地域マーケティング論、経営戦略論、地域資源論を専門とする歴史学者。ライフワークとしてコミュニケーション教育にも従事、企業研修や国内及び東アジアで日本語ディベートの指導者育成にも携わる人間性溢れる魅力的な方。最終回の今回は著書に沿って、久保さんの地域ブランディング論を総括して頂く番組となっています。是非お楽しみ下さい。

 

▼話していたことのリンク

『ヒストリカル・ブランディング』角川新書

https://amzn.asia/d/aE6S9ha

株式会社ヒストリーデザイン

https://note.com/history_design/n/nc99b5e14cecf

城崎温泉

https://kinosaki-spa.gr.jp/

北但(ほくたん)大震災の概要

https://www.city.toyooka.lg.jp/bosai/1019920/kakosaigai/1000670/1000671.html

城崎温泉内湯訴訟事件

https://kinosaki-onsen.wixsite.com/kinosaki-onsen/blank-14

 

▼出演者

◆久保健治氏;1981年東京都中野区生まれ。㈱ヒストリーデザイン代表。武蔵野大学・神田外語大学兼任講師。特定非営利活動法人全日本ディベート連盟専務理事、データストラテジー㈱研究員。創価大学大学院文学研究科人文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。修士(歴史学)。東京工業大学特任講師、ソーシャルメディアマーケティング会社を経て、㈱ヒストリーデザイン設立。現在、大阪市立大学大学院経営学研究科博士後期課程に在学、地域マーケティング論、経営戦略論、地域資源論を専門とし、観光分野を中心に歴史を活用した経営戦略の理論研究とビジネス実践を行っている。

□パーソナリティ:原 拓也(Jsurp理事・副会長)

◇フリーBGM・音楽素材MusMus
https://musmus.main.jp

▼キーワード

P205;城崎温泉(兵庫県豊岡市)/観光DX/まち全体が一軒の温泉旅館(ホテル)というコンセプト/各宿泊施設から稼働データ等を集約/地域経営/問題は経営資源としてのデータを(仲間とは言え)競合と共有すること/ハードルが高いはず/私企業の情報/どう納得するのか/P208;共存共栄という地域経営哲学/歴史上何度もチャレンジが起きている/例えば「北但大震災(大正14年)」/復興時「木造⇒コンクリート造」「外湯⇒内湯」という時代の流れに反して「木造で再建、外湯も再建」を合意/「内湯訴訟」/外湯を使うことに決定/共存共栄という思想/歴史のなかで起きた事件を経て培われてきた哲学/内湯⇒経営上の資源、データも資源/p211;『地域の公共財としてデータと、私企業の機密情報としてのデータという矛盾を、共存共栄という地域の歴史が育んできたコンセプトで突破しようとしている』/城之崎=木造と外湯/ヒストリカルブランディングが持つ可能性/「未来(ビジョン)をどうつくるか」という際に歴史を考える際/歴史は過去に縛るものではなく/現在の姿の原因が歴史にヒントがある/未来を見据える視座を考えるための材料/自分たちらしさとは何なのかを考えるために「歴史」が有効/p213;『現在我々が「当然」と思い込んでしまっているものが当然ではないことを教えてくれる』/『歴史を知ることで現在の常識の呪縛から解放される』/(歴史から地域のオリジンを再認識することもさることながら)『大胆で革新的なアイデアを生み出す柔軟な思考の土台を手に入れることが出来る』/当たり前だと思っていることが歴史を見ると当たり前ではないことに気付く/新しいアイデアやコンセプトを見出すときも、実は歴史は価値がある/終章は読んで戴いて・・/終章のタイトルは「勝つための競争から負けないための競争へ」/ヒストリカル・ブランディングという手法は企業経営にも活用可能