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要約

この会議の記録は、リモート診療についての議論をまとめたものである。参加者は、コロナ禍で普及したリモート診療について、そのメリットと懸念点を論じている。コロナ禍で診療の効率化やリスク低減などのメリットがあった一方、診療内容の不十分さや情報収集のみに利用されているケースもあることが懸念点としてあげられる。また、カルテの管理や適切なフォローアップなど、運用面での課題についても議論されている。

チャプター

リモート診療の普及

コロナ禍でリモート診療が普及し、診療の効率化やリスク低減などのメリットがあった。しかし実際の人の移動は戻っておらず、リモートワークが定着した業種も多い。

リモート診療の懸念点

メールだけで診療しているケースがあり、診療内容が不十分な場合がある。情報収集のみに利用されており、診療以外の目的で患者データが収集されている懸念がある。

運用面の課題

カルテの管理が適切に行われているか不明な場合があり、診療記録の信頼性が低い。適切なフォローアップ体制が整備されていないケースもある。

行動項目

リモート診療の運用ガイドラインを策定し、最小限の診療内容や情報管理等を定める。

リモート診療事業者に対する定期的なチェックを実施し、ガイドライン遵守状況を確認する。

カルテなど診療情報の適切な管理に関する研修を、医療従事者向けに実施する。