要約
この記事は、姫先生と松原先生の2人の医師が、医療業界の現状と課題について議論している内容です。医療保険制度の問題点や、薬が病気を本当に治療していない実態、医師の儲け主義、患者の医療依存など、様々な角度から医療業界の矛盾点を指摘しています。まとめると、現在の医療制度は病気を治すことよりも、薬の処方と保険請求に重点が置かれており、本来の医療の目的から外れているという批判的な論調です。
チャプター
医療保険制度の欠点
医療保険の請求額を最大化するために、病名や薬の選定が最適化されている。医療従事者向けの攻略本まで存在し、保険制度は病気を治すことよりも収益最大化が目的化している。
薬による治療の限界
薬は症状を緩和することはできても、病気自体を治すことはほとんどない。医師も薬が病気を治すとは考えておらず、処方は症状抑制と保険収益確保が主眼である。
医師の儲け主義
医師は保険制度の限界を認識しつつ、儲け主義的治療を継続せざるを得ない状況にある。医療従事者は制度の矛盾を感じながらも、体制の中で働くことを選択している。
患者の医療依存
患者は薬や検査に依存し、病院は「薬をもらいに行くところ」と化している。自分の体を知り、食事で健康を取り戻そうとする意識が欠如している。
行動項目
医療保険制度の抜本的改革が必要である
患者の医療依存を断ち、自然治癒力を高める教育が必要である