国民皆保険は絶対的に良いしくみなんだしくみなんだろうか、本当に病気は治るの、保険制度は誰のため、治す治療を志すと壁ができてしまう。
トランスジェンダーである院長の実体験をまじえて保健医療、混合診療、なにが問題なのかまたまたパンドラの箱をあける危険なPODCASTになっちゃった。
テキストは健康二極化とそれに伴う社会の二極化について述べている。特に医療サービスが二極化しており、経済的に恵まれた人だけが高度な医療を受けられ、そうでない人は低レベルな医療に甘んじざるを得ない現状がある。国民皆保険制度で全員が等しく医療を受けられると思っていたが、現実は違うことが分かってきた。保険診療では医師の裁量がなく、必要以上に検査をして診察時間が短くなっている。高額な先進医療は保険外となっており、その費用は軽自動車1台分にもなる。この二極化は他の分野でも見られ、中間層がない社会になっている。
健康と医療の二極化
健康に対する姿勢と医療サービスが二極化している。健康を追求する人とそうでない人に分かれ、医療も高度で高価なものと低レベルなものに分かれている。医師の診察時間が短く、必要以上の検査が行われている。高額な医療は保険外となっており、その費用は非常に高い。
社会の二極化
社会全体が二極化しており、中間層がない。かつての日本は中間層の国だった。健康と医療が二極化する中、経済的に恵まれない人は低レベルな医療に甘んじざるを得ず、生活できる基礎的な部分を国などがサポートし、その上で個人が頑張ることが望ましいと考える。
健康と医療の二極化に注意を払うこと。
必要以上の医療サービスを受けることを避けること。
経済的に恵まれない人を支援する制度を充実させること。
個人の自助努力と社会の支援が調和する方策を検討すること。
中間層を育てる施策を実行すること。