要約
この会話では、医療における聴診器の使用と重要性について議論されています。ひめ先生とマツバラ氏が、様々な診療科での聴診器の使用状況や、聴診器を使用する際に医師が何を聞いているのかについて話し合っています。ひめ先生は、多くの専門医が聴診器を使用しないことを指摘し、これが問題であると述べています。また、総合的に患者を診る医師の重要性や、開業医が幅広い知識を持つ必要性についても言及しています。マツバラ氏は、自身の経験や疑問を交えながら、聴診器の使用方法や目的について質問しています。会話の中で、聴診器を使用して聞こえる様々な体内音や、打診の方法、神経反射の確認方法などが説明されています。さらに、日本の医療システムの問題点や、アメリカの総合診療医の存在についても触れられています。
ひめ先生とマツバラ氏は、様々な診療科での聴診器の使用状況について議論しています。耳鼻科や皮膚科、脳神経外科、整形外科などでは聴診器をあまり使用しないことが指摘されています。ひめ先生は、全ての医師が聴診器を使えるべきだと主張しています。
ひめ先生は、聴診器で聞こえる様々な体内音について説明しています。呼吸音、心臓の弁の音、血管の音などが聴診器を通して聞こえることが述べられています。また、背中からも音を聞く理由や、打診の方法についても説明されています。
ひめ先生は、専門医が増える一方で、患者を総合的に診る医師が少なくなっていることを問題視しています。開業医は何でも見れなければならないと主張し、病気を見つける作業の重要性を強調しています。
ひめ先生は、日本の医療システムにおいて、総合的に診断を行う医師が不足していることを指摘しています。アメリカの総合診療医(ジェネラリスト)の存在と比較しながら、日本の課題について言及しています。
チャプター00:00:07聴診器の使用状況と重要性00:03:15聴診器で聞こえる音と使用方法00:05:38総合的な診断の重要性00:08:41日本の医療システムの課題行動項目