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https://hime.clinic/?p=85416

このテキストはNo.44クリニックのラジオ番組の内容を要約したものです。最近夏風邪が流行っている理由として、コロナ禍での行動制限により人々の免疫力が低下したことが指摘されています。また、手は口や鼻に触れるためウイルス感染リスクが高いにもかかわらず、マスク着用によって手は清潔だと誤った認識を持つ人がいると述べられています。一方で、過去には日本人には寄生虫感染があり、そのために免疫バランスが保たれていた時代があったとも述べられています。

コロナ禍での行動制限により免疫力が低下
コロナウイルス感染防止のための行動制限により、人々がウイルスに暴露される機会が激減し、その結果として抗体量が減少。特に風邪ウイルスに対する抗体は短期間で減少するため、免疫力が低下している。
手はウイルス感染リスクが高い
手は口や鼻に頻繁に触れるため、ウイルス感染リスクが高い。にもかかわらず、マスク着用によって手は清潔だとの誤った認識を持つ人がいる。
過去には寄生虫感染により免疫バランスが保たれていた
過去には日本人に寄生虫感染があり、そのために液性免疫と細胞性免疫のバランスが保たれていた。しかし、現代は寄生虫感染が少なく、細胞性免疫が弱まった結果、アレルギーなどの自己免疫疾患が増えている。