要約
この会議では、マツバラとひめ先生がマイナ保険証に関する問題について議論しました。
ひめ先生は、マイナ保険証の「決定的なトラブル」について説明しました。従来の保険証は退職時に返還するため、資格喪失日以降は使用できませんでしたが、マイナ保険証の場合、マイナンバーカードは返却せず、保険証情報だけを切り離す仕組みです。しかし、問題は資格喪失後も保険証情報がシステム上に残り続けることです。
ひめ先生によると、企業が喪失届を提出するまでに最大7日かかり、その間にマイナ保険証で受診すると、実際には保険資格がないにもかかわらず、システム上は有効と表示されてしまいます。後日、医療機関は保険請求が返戻され、お金が支払われないという事態が発生しています。
マツバラは、資格確認システムでOKと表示されたのに後から返戻されるのはおかしいと指摘しました。特に船員や帰国した外国人など連絡が取れない患者の場合、医療機関は損失を被ることになります。
ひめ先生は、このシステム設計の問題は初めから予測できたはずだと批判し、医療機関に責任がないにもかかわらず負担を押し付けるのはおかしいと強調しました。対策として、マイナ保険証の紐づけを解除して資格確認書に切り替えることを推奨しています。
マツバラは、ある化粧品メーカー(ポーラ)の保険組合が資格確認証の発行手数料を1万円に設定したという事例も紹介しました。ひめ先生は保険組合が赤字であることを理解しつつも、このようなトラブルが多発していることを懸念しています。
ひめ先生がマイナ保険証に関する「決定的なトラブル」について説明を始めました。従来の保険証は退職時に返還するため、資格喪失日以降は使用できませんでしたが、マイナ保険証の場合はマイナンバーカード自体は返却せず、保険証情報だけを切り離す仕組みであることを説明しました。
ひめ先生は、退職後も保険証情報がマイナンバーカードに残り続ける問題を指摘しました。企業が喪失届を提出するまでに最大7日かかり、その間にマイナ保険証で受診すると、実際には保険資格がないにもかかわらず、システム上は有効と表示されてしまうことを説明しました。
ひめ先生は、資格喪失者がマイナ保険証で受診した場合、後日医療機関に保険金が支払われず、患者に連絡が取れなければ医療機関が損失を被ることを説明しました。マツバラも資格確認システムでOKと表示されたのに後から返戻されるのはおかしいと同意しました。
ひめ先生は、このシステム設計の問題は初めから予測できたはずだと批判し、医療機関に責任がないにもかかわらず負担を押し付けるのはおかしいと強調しました。マツバラも設計時点でわかっていた問題だと同意しました。
ひめ先生は対策として、マイナ保険証の紐づけを解除して資格確認書に切り替えることを推奨しました。マツバラは、すでに多くの人が紐づけを解除していると述べました。また、ある化粧品メーカー(ポーラ)の保険組合が資格確認証の発行手数料を1万円に設定した事例も紹介しました。
チャプターマイナ保険証の決定的なトラブルの紹介資格喪失後も残る保険証情報の問題医療機関への影響と負担システム設計の問題点マイナ保険証の紐づけ解除の推奨行動項目ひめ先生は視聴者にマイナカードへの保険証の紐づけを解除し、資格確認書に切り替えることを推奨しました。マツバラは医療機関に対して事務量をこれ以上増やさないよう訴えました。ひめ先生は医療機関に対して、月初めの10日間程度は特に保険資格の確認を慎重に行うべきだと提案しました。