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事業場における治療と仕事の両立支援のためのガイドライン

https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/dl/download/guideline.pdf

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《AI要約》※誤字はご容赦!(偏頭痛になってる!!)

内科医たけお先生による「心身健康ラジオ」では、治療と仕事の両立支援に関する厚生労働省のガイドラインを紹介しています。このガイドラインは令和6年3月に最新版が発表され、約60ページにわたる内容を持ちます。

ガイドラインは6章構成で、治療と仕事の両立支援の状況、位置づけと意義、留意事項、環境整備などを扱っています。特に注目すべきは、6つの具体的な病気(がん、脳卒中、肝疾患、難病、心疾患、糖尿病)に関する注意点です。

がんについては、2人に1人が罹患する時代となり、年齢とともに罹患率が上昇します。治療の外来シフトが進み、仕事を続けながら通院する患者が増えています。メンタルヘルスケアも重要で、2週間以上気分が沈んだ状態が続く場合は専門家への相談が推奨されます。

脳卒中は年齢とともに発症率が上昇し、症状は脳のどの部分が障害されるかによって異なります。麻痺や失語症などの症状に応じた配慮が必要です。

難病については、潰瘍性大腸炎、クローン病、全身性エリテマトーデス、パーキンソン病など、様々な疾患があり、それぞれに対応が異なります。

心疾患は主に心筋梗塞、不整脈、心不全に分類され、各々で対応方法が異なります。

糖尿病に関しては、特に職場での低血糖に注意が必要です。糖尿病であることを開示しているかどうかによって、周囲のサポート体制が変わってくる可能性があります。

たけお先生は、このガイドラインに慢性腎臓病や痛み系の疾患(偏頭痛、腰痛など)、女性特有の疾患(月経前症候群、更年期障害など)も含めるべきだと指摘しています。また、難病を一括りにするのは適切でないとの見解も示しています。