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ご紹介する論文はこちら

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjep/58/2/58_2_129/_pdf

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《AI要約》※誤字多数ありますが、ご容赦ください

内科医たけお先生が紹介した論文は、障害者表記が身体障害者に対する態度に及ぼす効果を、接触経験との関連から調査したものです。この研究の主なポイントは以下の通りです:

## 研究の背景と目的

- 障害者を表す漢字の「害」をひらがなで表記する傾向が増えている

- この変更は、障害者に対する差別や偏見の解消を目指している

- 研究の目的は、ひらがな表記が障害者に対する態度に与える影響を、接触経験との関連から検討すること

## 研究方法

- 対象:関西および中国地方の国公立・私立大学生および大学院生

- 予備調査:18名に対し、身体障害者に対するイメージを自由連想で記述

- 本調査:348名を対象に、以下の項目を調査

1. イメージ尺度

2. 交流態度尺度(当惑感、抵抗感など)

3. 接触経験(援助経験、実際の接触経験)

## 主な結果

- 接触経験の有無によって、障害者に対するイメージが異なる

- 接触経験がある場合:

- 「尊敬」や「関係」といったポジティブなイメージが強い

- 接触経験がない場合:

- 「社会的不利」や「同情」といったイメージが強い

## 結論

ひらがな表記(「障がい」)は、接触経験がある人にとって、障害者に対するポジティブなイメージ(尊敬など)を喚起する可能性がある

## 研究の限界と今後の課題

- この研究は身体障害者のみを対象としており、他の障害(知的障害、精神障害、内部障害など)は含まれていない

- 調査から4年経過しており、現在の状況とは異なる可能性がある

- 他の種類の障害に関する同様の研究が望まれる

たけお先生は、この研究を通じて障害者表記の歴史的背景や現状について考える機会となったと述べています。また、身体障害以外の障害に関する同様の研究の必要性も指摘しています。