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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
## 男性の尿路感染症に関する緊急解説(内科医たけお先生)
**河原所診療所院長の竹本医師**が、伊藤地方創生担当大臣の尿路感染症入院報道を題材に、**男性の尿路感染症の危険性**について解説。女性に比べて発症率が低いものの、重症化リスクが高い3つの理由を提示しました。
### 3大危険要因
1. **生命危機につながる敗血症リスク**
前立腺炎から細菌が血流に侵入すると、集中治療が必要な全身感染症に進展。放置すれば死に至るケースも。
2. **前立腺関連の複雑性感染**
男性特有の前立腺肥大が尿停滞を招き、細菌増殖を促進。直腸診による前立腺の触診が診断の鍵に。
3. **治療の難しさ**
前立腺は抗菌薬が到達しにくい臓器。通常1週間程度の膀胱炎治療に対し、**1ヶ月以上の長期抗菌薬投与**が必要。
### 臨床現場の知恵
- 初期診療では「直腸診必須」が鉄則(前立腺の腫れ・圧痛を確認)
- 前立腺炎疑い時は**組織移行性の高い抗菌薬**を選択
- 高齢者では前立腺肥大症の併存を常に想定
#### 今回の報道背景
入院に至った経緯から、敗血症など重篤な状態が推測される。尿路感染症での入院は稀なため、**男性の泌尿器疾患の啓発**として意義深い事例と分析。
[補足] 尿路感染症は女性に多い疾患ですが、男性患者の場合「単なる膀胱炎」と軽視せず、早急な受診が肝心。60歳以上の男性では前立腺肥大症の有無確認が予後を左右します。