【今週の興味シンシン医療ニュース】
・サイバー攻撃被害、和解金10億円⁉️👀
・刑務所内の医療の公益通報
・自治医大卒業生が「違憲」の訴訟!
・コロナ治療薬の処方率「14%」
https://note.com/naikaitakeo/n/n11fac626ae68
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■AI要約(誤字はご勘弁ください)
話者である内科医たけお氏が、毎週木曜恒例の「今週の興味津々医療ニュース」として、ややマニアックな4つのトピックを紹介しました。
1つ目は、**サイバー攻撃被害病院の和解**に関するニュースです。3年前にサイバー攻撃を受け電子カルテシステムに障害が発生した大阪急性期・総合医療センターが、ウイルスの侵入経路となった複数の民間事業者と和解したという内容です。病院側には20億円の損害が生じたとされますが、事業者側が10億円を支払うことで和解が成立しました。話者はこの金額に驚きつつも、妥当かもしれないと述べました。また、侵入経路となった給食業者が自身のかつての勤務先にも入っていたことに触れ、他人事ではないと感じたそうです。この事例から、自院のセキュリティを固めても、外部業者との連携が脆弱性となりうるという教訓を指摘しました。
2つ目は、**刑務所内の医療**に関するAERA dot.の記事です。金沢刑務所内で、カビだらけの診察室や、糖尿病患者へのインスリン突然中止といった不適切な医療が行われていると公益通報した医師が雇い止めになったという内容でした。話者は、自身もキャリアの中で刑務所での勤務を検討し、大阪医療刑務所に見学に行った経験があると明かしました。その経験から、収監されている人にもがん治療や手術など適切な医療を受ける権利が保障されるべきだと強調し、記事内容が事実であれば由々しき問題だと述べました。
3つ目は、**自治医科大学の卒業生が大学を訴えた**というニュースです。自治医大は、学費が免除される代わりに卒業後9年間は出身都道府県のへき地などで勤務する義務があります。この義務を途中で離脱した医師が、修学金など約3800万円の一括返還を求められたことに対し「悪魔のような制度」であり違憲だと主張しているというものです。話者は自身も自治医大の受験を検討した経験があり、この制度は入学時に理解しているはずだと指摘。その上で、裁判の行方に注目していると語りました。
4つ目は、**コロナ治療薬の処方率**に関するデータです。7月時点で処方率は14.5%と、公費支援が終了(自己負担1.5万~3万円)して一度落ち込んだものの、再び増加傾向にあるという内容でした。話者は、体感としてはもっと処方されている印象だとし、調査対象に偏りがある可能性を示唆しました。また、処方率に都道府県で大きな差(最高は群馬県の24.4%、最低は滋賀県の3.8%)がある点にも興味を示しました。