本日のポイント
・透析患者数がはじめて減少
・死亡者も大きく増加
・平均年齢は70歳に迫る勢い
・感染症による死亡が増加
・腎性貧血のコントロールは良好に
資料
https://docs.jsdt.or.jp/overview/index.html
AI要約
毎朝、健康に関する10分間のラジオ番組をやっています。本日のトピックは、日本の慢性透析患者数が初めて減少したデータについてです。
透析学会が発表した報告書によると、2021年の慢性透析患者数は34万7671人でしたが、2022年は34万7474人と微減しました。2000年代以降、透析患者は右肩上がりで増え続けていました。減少の理由は高齢化などが考えられます。
患者の平均年齢は69.87歳と高く、導入時の平均年齢も70歳代です。長期透析患者も増えています。患者の死因でも、感染症による死亡が初めて心不全を上回りました。コロナの影響があると思われます。
貧血管理も進歩していて、治療目標に達している患者が増えています。医療技術の発展が結果に表れていると思います。腹膜透析などのデータもありますが、専門的過ぎます。
YouTubeのライブ配信も告知しました。医学的検討会を行う予定ですが、一般視聴者が参加するとさらに時間がかかりそうです。要約は以上です。健康第一を心がけましょう。