大殿にも認められる天下一の腕前を持つ絵師である良秀には、人に嫌われる癖があった。
それは、人や物の醜さを描こうとするところだ。美しさや神聖さのなかにもそれを見つけ出して写し取る良秀の筆は、誰にも真似のできない彩色を持つのだった。
原稿:芥川龍之介『地獄変』青空文庫
BGM: DOVA-SYNDROME
『立待ち月』『静謐を宿す庭』のる
『桜花散る里 』秦暁
SE:無料効果音 |SoundJay.com