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今回は日本交渉協会理事の加藤有祐さんをお迎えし、日常的に使われる「じゃんけん」をテーマにお届けします。

一見公平に思えるじゃんけんですが、勝者と敗者が生まれるため、実際には負けた側の不満が残りやすい。これは「Win-Win」ではなく「洗練された強制」にすぎないのではないか。この問いから今回も交渉の視点を学んでいきます。

◎加藤有祐氏のご経歴

日本交渉協会理事/一部上場企業 子会社 代表取締役社長 兼 CEO

【TODAY’S TOPICS】

◎じゃんけんは本当に公平?「洗練された強制」という視

◎勝敗の前に「なぜ欲しいのか」を聞く――ニーズ理解が交渉の第一歩

◎家庭の実例から学ぶ

・オレンジの取り合い:代替手段を探る/欲求の強さを比較する

・ゲーム時間の奪い合い:希望を分解して配分/プラスアイデアで満足度を高める

・助手席の取り合い:「行きは次男、帰りは長男」と分けて価値を増やす

◎今回のPOINT

・譲り合いを将来に拡張する/次回や未来の優先権を含めて考える

・譲ったことが良い結果につながる成功体験を積み重ねる