3回にわたり、弁護士でもありNPO法人日本交渉協会の相談役でもある田口氏にお話を伺います。
今回は、日本人にとってなじみの深い「和の精神」と統合型交渉の繋がりについて聞いていきます。
【ゲストプロフィール】
田口泰規(たぐちやすのり)氏
法律事務所maru 代表弁護士
NPO法人日本交渉協会 相談役
<経歴>
出雲高等学校 卒業東京大学法学部 卒業
神戸大学法科大学院 修了
西村孝一法律事務所 入所
法律事務所maru 開設 2021年
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【TODAY’S TOPICS】
・「和を以て貴しとなす」(「十七条の憲法」聖徳太子)に見られる「和の精神」
・背景に宗教の勢力争い/違うものを受け入れながらつないでいく
・「和」=違いを前提として、お互いにとって何がいいのかを探る理念
・日本神話における「国譲り」に見られる統合型交渉との繋がり
・幽顕分任之神勅(ゆうけんぶんにんのしんちょく)/共存して融合する世界
・お互いに敬意を持ち譲り合い、新しい観点を見つけるという姿勢に、統合型解決のヒントがある
・現代でも「神在月(かみありづき)」と呼ばれる出雲の10月/当時の統合型合意が感じられる
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お聞きいただきありがとうございました。
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