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3回にわたり中国における交渉について扱っています。2回目の今回は、中国における交渉を理解するポイントである、関係(グワンシ)の内容をより細かく見ていきます。

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【TODAY’S TOPICS】

・他者に及ぼす仁(思いやり)のスコープ(範囲)が、中国と日本では大きく異なる

・社会構造・世界観・関係構築に対する意識の違いなどが、影響している可能性

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◎中国のビジネスパーソン75名に対しておこなったアンケート調査結果

※対象A:日系企業のみを顧客とする中国人の営業パーソン

※対象B:中国企業のみを顧客とする中国人の営業パーソン

※対象C:日系以外の企業を顧客とする中国人の営業パーソン

質問①「サプライヤー選定時、関係(グワンシ)をどの程度重視するか?」

結果①A・B→100%が重視 / C→88.9%が重視

質問②「関係を重視する場合、礼物やバックマージンを必要とするか?」

結果②A→27.8% / B→62.5% / C→60%

質問③「意思決定の際、何を一番重視するか?」

結果③第一基準A・B・C→製品のパフォーマンス

   第二基準A→イニシャルコスト / B・C→自己人(ツーヂーレン)になること

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お聞きいただきありがとうございました。

交渉学についてより詳しい内容をお知りになりたい方は、

「交渉アナリスト」のサイトをご覧ください。