グローバル交渉研究/インド編2回目です。引き続き本田技研工業株式会社ご出身の藤崎様に、インドの方々との交渉において有効な手立てを伺っていきます。
◎藤崎照夫氏のご経歴
1946年/台湾新竹にて誕生
1968年/早稲田大学第一商学部卒業
1972年/本田技研入社
1986~1989年/南西アジア課長
1989~1992年/インド二輪合弁会社Hero Honda共同社長
1992~1996年/本社中南米中近東アフリカ四輪部長
1996~2002年/インド四輪製造販売合弁会社初代社長
2002~2005年/台湾四輪製造販売会社初代社長・会長
2006年1月/本田技研を定年退職
2006~2009年/インド・ビジネスセンターアドバイザー
2009~現在/株式会社サンアンドサンズ顧問、株式会社ネクスト・マーケット・リサーチ顧問、興国インテック株式会社顧問などを務め、主にインドへの進出企業へのコンサル業務、講演、赴任前研修を実施している。
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【TODAY’S TOPICS】
◎インドの方との交渉時の注意点
1.タイムスケジュールを事前に話し合い決めておくこと
・話し合うテーマとスケジュール、出席メンバーまで定めておく
2.相手の話をよく聞き、言いたいことを理解すること
・英語の癖や早口により理解が追い付かないときにも、きちんと確認する
・交渉後、議事録を作成しお互いで内容を確認する
3.相手をリスペクトする基本姿勢を忘れないこと
・Win-Winとなる交渉に努める
※YES・NOをはっきりということ
・上司や本社から権限移譲の上で交渉に臨む
・それでも自分一人で決めきれないときには期限を区切って返答する
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お聞きいただきありがとうございました。
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